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なんだい、しけた面してんねえ。
君はどうしたいの。すでに君は孤独だよ。
孤独が嫌いか?違う。
答えを追求しようという、無謀で傲慢な試みを理解されたい。
結局、辿りつけないところにそれはある。知っている。
同じように無謀をして、苦痛していった先人たちに習いたいのだ。
反発して、否定したいのだ。阿呆共の、狂人の群に加わりたいのだ。
愉快だろう。
苦しみを糧にしてその扉をこじ開ける
事がわたしには、できた。
そこから先は、おぼつかない不案内で
置き去りにしてきた過去を拭えないでいる
容れられないもの抱えて、分かち合えない価値は
きさんらが嫌いだ、みとうない。
なぜか、いつもかなしい。
わたしはわたしのみちをひとりであるいてゆくほか、ないらしい。
曇天の下、荒野は私の歩みを何一つ遮ること無く延々と続ていた